秋空の涼しいある日。
お囃子と威勢のいい神輿の担ぎ手のかけ声につられて、俺たちは神社の祭りにやってきた。
テキ屋のあんちゃん、おばちゃんらは店の準備に大忙し。俺は焼き鳥やステーキの匂いに目が泳ぐ。
右に左に活気に満ちている。
ミッキーは突如姿を変えたいつもの神社に面くらった様子。
大丈夫。ミッキー。
俺にしっかりついてこい。
人ごみにきょどるミッキーを俺が手を引いて歩いてやる。
き きびしく!?
あそこは一体何屋なんだ?
ある秘密の番号を引いたら、どこかに売り飛ばされる怖いくじびき屋ってことはねーよな?
絶句だぜ・・・・
あ〜。ノド乾いた。店番しててやるから一本俺にくれねーかな。
3倍は売り上げる自信あんだぜ? 誰か俺と組んで テキ屋やんねーかな〜
肉系はあれだぜ? 報酬は現物支給で勘弁してやらぁ〜♪